ナイショのよりみちコラムページ
第5回 新たな地平に


Q.マスターアップして、最初にしたことはなんですか?

A.朝、マスターディスクを届ける同僚を見送った後、その足でとらのあなへ行って
  修羅場中に買えなかったショタコミックやショタ同人誌を20冊近く買ってきました。


やあ諸君、元気にしていただろうか。只今、来月の家賃の支払いに困っている燕人だ。気持ちが解放され、たまたま持ち合わせがある時にショップへ行くのは大変危険であるな。
しかし案ずるな兄弟、問題はない。財布の中身は、4ケタを切ってからが勝負なのだ。

さて今宵も脇道へ入る前に、貴公らにひとつ連絡がある。
第2回で説明したHシーン選択肢について、少々システムが変更された。ゲーム中盤で一度Hの進行度チェックが入り、深度の浅い系統のHが消えるようになったのである。つまりは、例えば序盤からアヌ○系をほとんど選ばなかった場合、アヌ○系統の選択肢は中盤以降出現しなくなる可能性があるということだ。このあたり、少々ややこしくなってしまって申し訳ない。
とはいえプレイする際は特に気にせず、まずは好きなものをどんどん選んでいき、2度目のプレイでさっき選ばなかったものを選ぶといったスタイルが良いのではないかと思う。まったりプレイこそが、このゲームの本懐であることは変わらない。肩の力を抜いて、気楽に楽しんで欲しい。


それでは、本題に参ろう。
ショタっこを愛する諸君、長らくお待たせした。今回は、もうひとりのメインヒロイン・みなとについて掘り下げていこうと思う。
桜川みなとは、CAGEボーイズヒロインの系譜を受け継ぐ正統ショタっこヒロインである。いわゆる「ロリショタ」としての魅力を詰め込んだが、ショタと聞くとそれだけで拒否反応を示す方も多かろう。

だが、ちょっと待って欲しい。ショタだからといって無条件に回避してしまうのは、早計に過ぎないか。

確かに、女の子でないというのは大きな障害と言える。見た目は可愛くとも結局は同性愛だ、という声も聞かれなくはない。だが、そこに新たな萌えが埋まっていることを忘れてはいないだろうか▼ 私たちオタクは戦後、ありとあらゆる萌え分野を開拓してきた。その中にはネコ耳やふたなりなど、人体の構造を超越したものもある。そのような萌えの世界で性別を問題にするのは、いささか的を外してはいないだろうか。多種多様な萌えが氾濫する現代、ショタだけを異端としてくくってしまうのは、あまりにも乱暴だ▼ 今までになかった種類の萌えに、戸惑う気持ちは理解できる。男として大事なものを失ってしまいそうだ、という声もある。しかし、それは心配のしすぎではないか。ここまで高度成長を果たした萌えの世界に、もう性差は関係ないはずだ。先入観をなくし、萌える気持ちを素直に受け入れる。今の日本には、その姿勢が足りないのではないか。私たちはアジアの一員として、常に新しい萌えを模索する姿勢を忘れてはならないだろう▼ 22日、ナイショのよりみちは発売日を迎える。「お兄ちゃんの赤ちゃんを産みたい」という健気なショタっこの声に、耳を傾けてみて欲しい。


……いかん、妙な方向に脱線した。話を本題に戻そう。

みなとの魅力は、その健気さにある。控えめで、何事にも一生懸命。姉であるみらいの為に、陰で尽力することも多い。
例えば、雨女であるみらいがてるてる坊主を作ろうとしたことがある。しかし不器用なみらいは上手く完成させることができず、また雨女コンプレックスを意識しているのがバレるという照れくささから、途中でゴミ箱に捨ててしまった。みなとは偶然、うち捨てられていたそれを発見する。確か、明日はみらいと主人公の初デート。事情を察したみなとは、深夜になってからこっそりと廊下に出て、持ち込んだスタンドの明かりを頼りに針を動かしててるてる坊主を完成させたのだ。
みなとはてるてる坊主を廊下の窓につるし、星の見えない空に向けて静かに祈った。「お願いします……。あした、雨になっても……どうか……」 それから二人の部屋に持ち帰りそっと自分の机の中にしまうと、2段ベッドの上で寝ているみらいに気付かれないよう自分の布団に潜り込んだのである。
翌日、みなとの健気な想いが天に届いたかどうかは……みらいルートにて確認して欲しい。

また、みなとは炊事・洗濯といった家事が得意である。元来器用であるので包丁さばきも上手く、フレンチのシェフである父親(主人公の叔父でもある)から習った料理は、年齢を考えればかなりの腕前だ。ただそのワリに、最も得意な料理はなぜか味噌汁だったりする。実は和食派らしい。
ちなみにみらいも負けじと料理に挑戦したことがあったが、桜川家の生ゴミの量を増やしただけに終わったことを併記しておこう。


さて、このようにCAGEブランドの当然としてショタっこにこだわっている本作だが、非属性者への気づかいも抜かりはない。
本作ではショタっこが出てくるHシーンを1つも見ずに、女の子たちのHシーンを全て回収できるよう設計されている。分岐する選択肢もごく序盤に登場し、その気がないのにショタルートへ迷い込むといったことはまずないだろう。よってショタ属性が全くないという方でも、安心してお買い求め頂きたい。
ただ、本作でロリっこだけしか楽しまないというのはいささか勿体ない。できれば、ショタっこにも興味を持って頂けると有り難く思う。なあに、痛いのは最初だけだ。


それでは最後に、今回もフoラサンプルボイスをお届けしよう。前回未紹介だったみなとをメインに据え、残りのキャラをアシスト役として配した。みらいのれろれろ舐めアシストや、やちよの熱い吐息アシストなどを同時再生して楽しんで頂きたい。

●フoラ音サンプル2● ※音が出ます


なおアシストの組み合わせは、みなとと誰か、だけにはとどまらない。3人以上の組み合わせ、またアシスト同士のコンビというのも当然アリだ。或いは5人同時に再生し、全身を舐められる感覚に包まれるもまた一興である。是非、自分だけの最萌コンビネーションを探して欲しい。

(第6回につづく)

ライターコメント
昨日の夜、原稿を失くして血の涙に濡れていた。
今日の昼、定規を片手に頭身を計っていた。
明日の朝、フェチなライターとてぃんぽ系な原画家が、会社の隅で米を炊く。
桜川姉弟はCAGEが作ったパンドラの箱。
性別を問わなきゃ何でもある。
次回作「ナイショのよりみち」。  発売日? そんな先の事はわからない。
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・・・バックナンバー・・・
第1回 約束の地へ
ゆったりとした胸の膨らみを熱く語り、楽園にいざなう序章
第2回 深く、もっと深く
ロリコンでも何の問題も無い燕人がゲームの紹介をいやらしく紹介する
第3回 紺、それは聖き色
変態は誉め言葉? コスチュームHの広がりについて説明する。
 ⇒いただいたお便りを紹介する第3.5回
第4回 等しく愛せよ
博愛主義の燕人が、マスターアップ後の疲れ○ラで脇役の魅力に迫る。
第5回 新たな地平に
博愛主義の仮面を脱いだ燕人が、ショタを暑くたいらげる。
このコラムはこの回のために存在した!?


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